今日は「文法」にはもう1つ、『英語が嫌いな人』に特有な利点がある、という話です。
これは、英語が好きな人には永遠に分からないことかもしれません。大体、英語好きな人は「文法」と聞いただけで、逃げていきますからw 特に「文法用語」は聞くだけで、見るだけで「お断り」でしょう。
しかし、英語嫌いな人は「文法」と聞いても全然逃げないのです。「文法用語」にも逃げません。むしろ「文法」や「文法用語」は、英語が嫌いな人にとってありがたいです。砂漠の中の「オアシス」と言っていいでしょう。
どうしてそうなるかを今回は説明します。
<すみませんが、今日は一部再放送ですよ(^^)>
では、あなたは(また)ドラえもんになってください。
なぜか、あなた(ドラえもん)はどうしても、ネズミの研究をしなければならないとします。
ドラえもんであるあなたは
(1)↓これを直視できるでしょうか?
たぶん「ギャア!!!」と言って逃げ出すでしょう。
じゃあ
(2)↓これは?
もっと「ギャーギャー」叫んで逃げ出すでしょう。
じゃあ
(3)↓これは?
こりゃあ最悪。もんどりうって気絶するでしょう。
ここで問題。ドラえもんは(1)、(2)、(3)のどの絵を見たとき、【まだマシ】だったでしょうか?
(1)だと思いませんか? (3)ならば気絶すると思います。
ではここで↓これらを見たら
「お〜〜〜ネコだあ〜ネズミじゃなない〜〜〜〜癒される〜〜〜〜〜」とならないでしょうか?
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同じことが英語嫌いな人が、英語を見るときに言えるのです。
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英語嫌いな私は
(1)↓これを見たら
It
たぶん「ギャア!!!」と言って逃げ出したいです。
じゃあ
(2)↓これは?
It is well
もっと「ギャーギャー」叫んで逃げ出したいです。
じゃあ
(3)↓これは?
It is well known that stress affects workers' health. When workers are not well, they lend to miss many days of work every year. The organizations they work for are, in turn, not as productive as they should be. However, levels of stress in different occupations, and the ways that workers relieve such stress, have not been studied in depth. The organizational Psychology Association (OPA) , therefore, conducted a survey on the affects of stress on workers in four occupations and on the methods they use to relieve workplace stress.
最悪の中の最悪。もんどりうって気絶する寸前です。
ここで問題。英語嫌いな私は(1)、(2)、(3)のどれを見たとき、【まだマシ】だったでしょうか?
(1)なわけです (3)ならば自殺したくなるほどに気分が滅入ります。
ではここで↓これらを見たら
・無生物が「元気」なワケが無い。
・ここの過去分詞は単なる受動態。
・主語
・ここは動詞にほぼ決定
「お〜〜〜日本語だあ〜英語じゃなない〜〜〜〜癒される〜〜〜〜〜」となるわけです。
つまり、文法や文法用語は「日本語」なので、英語嫌いな人にとっては「癒し」に他ならないのです。
どうも「これを分かっていない英語好きな人」が多すぎるように思います
明日はいつもの文法放送、この続きは月曜日です。