ここから数回にわたって「気構え・覚悟」について書きます。
少し前に書きましたが、英語嫌いな人はアルファベットなんか見たくないのです。「見たっていい」ではないのです。見ないのです。
久しぶりにここへのリンクを貼りましょう。
英語が嫌いな人がアルファベットを見るには「相当な覚悟」が必要なのです。
今回は、この「覚悟」の話からいきます。
無論、アルファベットを見るには覚悟がいるのですが、今回(から数回)はその話ではないです。
学習法の話です。
1回目の今回は「得意な人の意見をどう考えるか」という話をします。
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世の中にはいろんなタイプの人がいます。
・多数意見に流されやすい人・人の意見に影響されやすい人・されにくい人・それどころか絶対にされない人
・色々試そうとする人、試さず1つに固執する人
様々です。
今回は「多数意見に流されやすい人・人の意見に影響されやすい人向け」の意見です。
前回のまとめをちょっと確認しましょう。前回私はこう書きました。
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★まとめ
・日本語訳例を必ず考える
・文法を身に付ける
これが、英語が嫌いな人にとって結局「楽」な学習法。
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実はこの続きも注目して欲しかったのです。
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ちなみに、英語好きな人からはよく【逆】が薦められます。・日本語なんか考えない、文法なんか基本ぐらいで後はどうでも良い。
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私が何を言いたいか分かりますか?
普通の英語の先生や英語の得意な人からは、
たいてい↓こう言われるんですよ。
・日本語なんか考えるからオマエは英語ができないんだ。
・文法なんか基本ぐらいで後はどうでも良い。
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英語の先生や得意な人が↑こう言うのですよ。こちらのほうが多数意見のような気がします。
そうすると、
「多数意見に流されやすい人・人の意見に影響されやすい人」は「そうなのか!」と思ってしまうのです。
本当そうでしょうか?
確かに、英語が得意な人の多くは「日本語訳なんざあまり考えない・文法知識があまりない」という人が多いです。
ここでアホは「じゃあそうなんじゃないか」と思います。
冷静な人は↓こう考えるはずです。
>じゃあ、「日本語訳なんざあまり考えない・文法知識があまりない」という得意な人は、最初英語が嫌いだったの?
違うはずです。つまり、前提条件が違うのです。
ぜひ↓こういう人を「1人」でいいので見つけてください。
英語が大嫌い、大嫌いで、苦しんで苦しみまくっていたのに、
↓
「日本語訳なんざあまり考えない・文法知識は基本だけ」で
↓
英語が得意になった高校生・受験生
本当にぜひ探してください。戦前から長く続く大学受験の歴史上でそんな人は1人もいないはずです。
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「多数意見に流されやすい人・人の意見に影響されやすい人」は「得意な人の多数意見なんだから間違いないはずだ」と思ってしまう可能性があるのです。
ちょっと調べれば分かるはずです。
「英語が嫌いでどうしょもなかったのに、「日本語訳なんざあまり考えない・文法知識があまりない」という状態で、英語が得意になった人は歴史上1人もいないことぐらいは!
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私は、どうも人の意見に流されないようです。というか英語ができる人の意見が「変」に感じてしょうがなかったのですが。
得意な人からどんなに「オマエは文法やりすぎじゃないの?」と言われても、私は反論していました。
頑強に得意な人の多数意見を否定し続けました。だから私は英語が得意になったのです。
●「英語が好きで得意な人の意見を頑強に否定し続ける意志」
これを、「多数意見に流されやすい人・人の意見に影響されやすい人」には持ってもらいたいのです。
明日は、いつもの文法放送。
月曜日は「臨時のお知らせ」をします。この話の続きは来週の木曜日です。