前回は、英語が嫌いな人が英語を克服するには「苦しむ覚悟」が必要、という話でした。
それにもかかわらず、【できるだけ苦しまない】ようにと考えてしまうのが人間の性(さが)だ、という話でした。
本当はこの話を続きを書きたかったのですが、すみません。今日は予定を変更します。
今日は前々回の話を補足をさせてください。「英語好きな人がどのように英語嫌いを苦しめているのか」をもう少し話したいのです。例の「ドラえもん」のたとえ話をもう少し分かり説明したいのです。
・ドラえもんがどうしても「ネズミの研究をしなければならない」とします。
・ドラえもんが【できるだけ苦しまないようにネズミの研究をする】にはどうしたら良いでしょうか?
ネズミの写真とかをたくさん見ますか?
ネズミを触りますか?
ネズミの鳴き声をたくさん聞きますか?
そんなことしたら、ドラえもんは「発狂する」でしょう。
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・英語嫌いがどうしても「英語の勉強をしなければならない」とします。
・英語嫌いが【できるだけ苦しまないように英語の勉強をする】にはどうしたら良いでしょうか?
英文をたくさん見ますか?
英米人と会話しますか?
英語の音楽をたくさん聞きますか?
そんなことをしたら、英語嫌いは「発狂する」んですよ。どうも、ここを分かっていない英語好きな人が多すぎます。
こういった「英語好きな人」は普通、英語嫌いな人に
英文をたくさん見せる
英米人と会話させる
英語の音楽をたくさん聞かせる
のです。あんたら、そんなに英語嫌いを発狂させたいんですか?
実のところ、英語の成績を上げるためには英文はたくさん読まないといけないのです。しかし「英語好きな人」は果たして自覚があるでしょうか?
「英語好きな人は、英文をたくさん見せることで、英語嫌いを苦しめている」という自覚があるのでしょうか?
●「英語好きな人」が・「英語嫌い」に「たくさん英文を見せる」ことは
・「ドラえもん」に「たくさんのネズミの写真を見せる」ことと同じである
英語好きな人は、この自覚がなかったらぜひ持ってもらいたいものです。
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次回こそ、
英語が嫌いな人が英語を克服するには「苦しむ覚悟」が必要。
しかし【できるだけ苦しまない】ようにと考えてしまうのが人間の性(さが)である。
では、どうすればよいか?
…これについて話します。続きは木曜日です。
※実際は月曜日になりました。