新しいシリーズは「名詞節・形容詞節・副詞節」というものにします。名詞節・形容詞節・副詞節って言葉を知っているでしょうか? もし知らなくても、聞いたことぐらいはあるのではないでしょうか?
実のところ、私は過去にここで説明しています。ですがどうも短すぎてわかりにくいのではないか…と思いました。そこで今回はもう少しわかりやすく説明したいと思います。
今回は早速説明に入ります。
まず「節」という言葉から説明します。英語の先生が「この節は…(うんたらかんたら)」という説明をするときの「節」ってなんだかわかりますか? わからない人のためにここから説明します。
定義
「節」…文中で意味を持つ単語のかたまりのうち、S(主語)+V(動詞)を含むかたまり
簡単な例文で節を説明しましょう。
例文
When I was young, I lived in Tokyo.
(私が若かった時、私は東京に住んでいた)
まず、この英文から「節」を探してみましょう。
この英文は
・when I was young(私が若かった時)
・I lived in Tokyo.(私は東京に住んでいた)
この2つに大きく分けられるのは分かりますか?
・when I was young ←こっちは、主語(S)が I 、動詞(V)が was
・I lived in Tokyo. ←こっちは、主語(S)が I 、動詞(V)が lived
という具合に、両方共「S(主語)+V(動詞)」が含まれているかたまりです。
なので
・when I was young
・I lived in Tokyo.
↑この両者をそれぞれ「節」と呼ぶことができます。
まずはここを確認しましょう。こういうものを「節」と呼ぶのだ…と認識して、次のステップに入りましょう。
よろしいでしょうか?
この続きは来週の月曜日です。
金曜日に文法放送は有りますが、6月からはアルクからの告知はありません。
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