苦手なりの受験英語(アルク版)

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(18)

今回がシリーズ「嫌いな人限定:英語上達変遷マップ」の最終回です。
昨日の更新の予定でしたが、今日にずれ込んでしまいました。申し訳ありません。

今回は今までのまとめです。

英語の実力が普通の人・英語に興味がある人・英語が好きで得意なつもりなのに伸び悩んでいる人

↑ではなく

英語の実力が明らかに並み以下の人・英語に興味などない人・英語が嫌いで苦手なのに伸ばさなければならない人

↑この場合の「英語上達変遷マップ」です。(まとめ)

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失敗の原因を探る時期

【第1段階】
●重い腰を上げて「すぐに成績が上がりそうな楽な英語の参考書を探し」
⇒無駄だと気づき、⇒学校の成績を上げることを考えはじめる。

【第2段階】
●「どうやっって勉強していいかわからない...」と悩み、変なことを教わり、それに絶望する...!

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学習パターン改善期間

【第3段階】
まずは先生に習う

【第4段階】
●なんでもいいから学習する習慣をつける

【第5段階】
●辞書と戦う(覚悟付):「分からない単語は片っ端から辞書を引く」

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<主に文法力を付ける時期>

【第6段階】
●何としても「関係代名詞・目的格」の仕組みを理解すること。

【第7段階】
●もし受動態の仕組みが分からなかったら、理解しておくこと。

【第8段階】
●不定詞を克服すること

【第9段階】
●頑張って自力で訳例を作ること

【第10段階】
●文法の完成を目指すこと

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基礎読解力養成期間

【第11段階】
●ひたすら精読しまくる!

【第12段階】
●頑張って音読復習を!

【第13段階】
●とにかく、最低6カ月は我慢して、偏差値55を超えろ!

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応用読解力養成期間

【第14段階】
●訳例を書かずに多読せよ!!

【第15段階】
●音読でスピードアップを図ろう!

【第16段階】
●単語の類推を可能な限りしてみよう

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ここまで来れると、偏差値は軽く60を越え、70に達するかもしれません。

ただ、ここまでくるのに私は2年間かかりました。(スタート時の偏差値は30.5)。成績が伸びるにしても「どうしても時間はかかる」のです。1年間では時間が足りず、難しいと思います。ということは「スタートが高3の成り始め(4月)」では遅すぎる」ということです。センターが1月ですから、4月から計算すると「1年間ない」のです。多く見積もったって「10カ月」。足りません。

【英語の偏差値が40もない英語が苦手な皆さん】、ぜひ「早めに手をうって」欲しいと思います。私はそう切に願って止みません。

以上で今シリーズは終わりです。いかがだったでしょうか?

今週の金曜日の文法授業は臨時でお休みです。来週はあります。
来週の月曜日には雑談を入れます。
レギュラーの話は再来週の月曜日の予定です。

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