アルクの方から「内容を分割して逐次更新して欲しい」と言われました。なので、今日は三回シリーズの第一回目です。
いつも数学ばかり例に挙げて、嫌な思いをさせているかもしれないので、今日の例え話は「体育」です。(あ、ダブルで不快な思いをさせてしまったらごめんなさい)
・ここに100人の人を集めて100メートル競争をしてもらいます。
・全員が同タイムで同着のはずは無く、必ず1番から100番までの順位ができます。
ビリの人はどうしても速く走る必要に迫られたとします。(来週の試験で13秒台で走らなければ赤点だ!、とか言われたりとかしてね!)
「困ったビリの人」は「トップの人」に尋ねました。「なぜ君はそんなに速く走れるの?速く走る方法を教えてくれないか?」
トップの人は答えました。「え?普通に走っただけだよ。君はなぜそんなに遅いのかね?楽に走ればそれでOKだよ!走るのって楽しいだろう?」
トップの人は「速く走る方法」を知っていてそれを実践したから速く走れたわけではないのです。最初から速かったのです。
でも速く走る方法というのはあるはずなんです。(足の角度とか、視線の方向とか、胴体の理想的な角度とか)。
でも足が速い人は、こうしたことを意識せずに、足が速いわけです。
この事例の「速く走る方法」に当たるものが「英語に存在する」と私は思っています。
得意な人は「これ」を知らないのに、最初からできてしまう、読めてしまうのです。足が速い人が「速く走る方法」を知らなくても足が速いのと同様です。
さて「これ」とはなんでしょう?分かりますか?
ヒント
・得意な人は「これ」が嫌いです。
・得意な人は「この用語」が嫌いです。
・得意な人は「自分が嫌いだからみんな(苦手な人も含む)嫌いだ」と思いこんでいる傾向があります。
木曜日の夜に発表しますから当ててくださいな!