苦手なりの受験英語(アルク版)

文法の勉強の仕方(3)

はい。では文法の勉強の仕方の説明に入ります。
では前回紹介した「ありがち文法勉強法」
・問題集にまずイキナリ面と向かう。
・イキナリ解いてみる。
おかしな部分の説明に行きます。
 
実際多いんです。こうやる人は。私にとっては不思議でたまりません。
私に言わせれば、これ
「九九の表がそばになく、また九九を覚えていないのに、九九のドリルを解いている」

ように見えます。できるほうが不思議です。そうは思いませんか?

 
ですがしかし、ここでお立会い!これでもできてしまう人たちがいるのです。
九九の表がそばになく、また九九を覚えていないのに九九のドリルを解けてしまう
という不思議な人たちがいるのです!20人に1人ぐらいは!
 
そうです!英語が最初から好きで英語が得意な方々です!
この例を思い出してください。
 
 
彼らはカンでできてしまうのです。
 
 
つまり彼らにとっては
・問題集にまずイキナリ面と向かう。
・イキナリ解いてみる。
・1問1問答え合わせをする。
・あってるかどうか確かめる。
のが文法の勉強になります。「カンを確かめる行為」が文法の学習になります。
カンでほとんど合うのですから、「カンを修正する行為が文法の学習になる」のです。

カンが利かない仮定法を除いて)これで十分なんです。彼らにとっては!
 
 
ですがどうですか?みなさん?
あなたはカンで当たるのですか?
特に英語が苦手な方!あなたはまず当たらないはずです!
だったら
・問題集にまずイキナリ面と向かう。
・イキナリ解いてみる。
というのはおかしな勉強法だと思いませんか?

「九九の表がそばになく、また九九を覚えていないのに、九九のドリルを解いている」
のと同じ行為だと思いませんか?
ですが、苦手な人でもこの学習法をする人が多いのです。
なぜならば…
多くの英語の先生
英語の得意なお友達

問題集にまずイキナリ面と向かう。
イキナリ解いてみる。

とやって(きて)おり、これで
・やる時間が少なくてすむ。
彼らはこれでうまくいっている
のです。薦められることすらあります。

 
だからそのまま踏襲してしまうのです。
その結果、、、、、
文法を間違いまくる
間違うから文法知識が身に付かない

ひいては
英語の苦手な人は永遠に苦手なままになる
わけです。
これがこの勉強法の功罪だと思います。いかがでしょうか?
英語の苦手な皆さんは、そうではない勉強法
「文法力をきちんと身に付く勉強法」
をしてほしいと私は願っているわけです。
文法ができることで苦手な人は得意になるからです)

次回、どうやって学習すべきかについて語っていきたいと思います。
木曜日に更新予定です~それでは~

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