苦手なりの受験英語(アルク版)

文法の勉強の仕方(4)

さて、今回はいよいよ文法の勉強法の具体的な説明に入ります。準備はよろしいですか?

まず、用意するもの(道具ですな)があります。
辞書><文法問題集><文法解説書><文法書(文法の辞書)
この4つです。

この4つが揃っていないのに、文法の勉強をしようとするのは、
 <モニター><パソコン本体><マウス><キーボード
4つを揃えずにパソコンを動かそうとしているようなものです。

パソコン本体だけあったって、マウスキーボードがなくては動かせないですよね?モニターも必要。
同じように、文法問題集だけあったって文法解説書文法書(文法の辞書)がないと、きちんとした文法の学習はできません。(断言!)
辞書
も必要!

まずはこれらをそろえることから始まります。
どうです?今手元にこの4つがありますか?

(1)<辞書は「(学習用)英和辞典」です。これがなければ英語の勉強は始まりません。
(2)<文法問題集はその名の通り「問題集」です。問題がメインで、解説が少ないものです。予備校や塾でもらったものもあるでしょう。あればそれで十分です。
(3)<文法解説書はややこしい文法を「筆者がわかりやすかろうと思った形」で解説している参考書です。解説がメインで、確認問題程度の問題が少々付いているものもあります。
(4)<文法書(文法の辞書)は、例えば、文法用語がわからなくなったりしたとき使う文法の辞書です。また、細かい例外事項を調べる場合も使います。文法をキッチリと説明してくれていますが、「文法の辞書」なので、これは頭っから読む本ではありません。

さて、こう書くとですな。必ず↓こういう人がいます。

辞書と問題集しか今手元にない。まあなくてもなんとかなるよね? つか、ないから、ないままなんとかしよう。」

↑こう考えているとしたらやめてください。なんとかなりませんから

ちなみにこう考える人はたいてい「同じ考え(4つそろっていなくてもいいと考える人)」を探します。
「みんながそうなら大丈夫なはずだ」と考えます。
ちなみに英語の先生でさえもこの考えを持つ人は多いです。
(英語の先生はいいのです。そもそもカンでわかってしまうからでです。ここの20人に1人に該当するからです)

こういう皆さんはそろって文法力が付かないままになります。(この手の英語の先生も文法は苦手なままです。)

 
英語が得意な人は文法できなくてもいいんです!!
英語が苦手な人は文法力を付けなければならないのです!

文法を学習するのにこの4つがそろっていないのは、
モニター><パソコン本体><マウス><キーボードをそろえないでパソコンを使おうとしている人と同じです。
成績の上がげるための文法の学習ができっこありません。まずは4つをそろえてください。m(_
_)m

次は土曜日に更新しますが、
その前に明日(金曜日)は「3分間ネット動画授業の日」です。
無料ですからよろしければ振るってご参加ください。

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