苦手なりの受験英語(アルク版)

模試の活用法(6)

今回は模試の傾向についてちょっと書きます。
といっても「高3:浪人向けの模試」についてです。

簡単に言うと
「4月〜7月の模試」「9月〜12月の模試」では傾向が違うのです。

以下、ちょっと覚えておいておくと良いかもしれません

「4月〜7月の模試」
・長文問題がそんなに長くない。
・長文の大問が多くない。そして3問あったら、2問は易しい。
熟語を問う問題が多い。
・こてこての文法問題を出すことも多い。

「9月〜12月の模試」

・長文問題がやたら長い。
・長文の大問が多い。そして5問あったら、3問は難しい。
熟語を問う問題がまずない
・こてこての文法問題は出ないが、英作文などが出る。

見事に逆になります。
「4〜7月」で偏差値だけ上げたいのならば熟語をしっかり覚えてください
簡単に上がります。

しかし9月以降は通じません。もっともそれは模試の上の問題です。「偏差値に響かないなら熟語を覚えなくて良いや」などと思わないように。模試では出にくいだけであって、志望校の試験ではまず出るのですから。

9月以降の模試は「イキナリ模試が難しくなった」という印象を持つはずです。
その辺をしっかり踏まえて模試にのぞんでみては思います。

次は月曜日の更新です。

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