今日は「副詞」について考えます。その2です。前回の最後で
副詞をもっと具体的に言えば
原則として
・動詞を修飾するもの
・形容詞を修飾するもの
・副詞を修飾するもの
・文全体を修飾するもの
...これらを「副詞」と言う。
としました。今日はこの具体例を挙げましょう
・動詞を修飾するもの
例
He ran fast.(彼は速く走った)
ran は動詞、そして fast は(今回は)副詞です。
fast(速く/副詞)→run(走った/動詞)
という具合に、副詞fast が動詞run を修飾しています。これが英語の副詞としては最も基本的な使い方です。
----
・形容詞を修飾するもの
例
That novel is very interesting.(その小説はとても面白い)
is が動詞、very が副詞、interesting が形容詞です。
very(とても/副詞)→interesting(面白い/形容詞)
という具合に、副詞very が形容詞interesting を修飾しています。
-----
・副詞を修飾するもの
例
He ran very fast.(彼はとても速く走った)
ran は動詞、very が副詞、そして fast は(今回は)副詞です。
very(とても/副詞)→fast(速く/副詞)
という具合に、副詞very が副詞fast を修飾しています。こんなのもあるのです。
-----
・文全体を修飾するもの
例
Certainly she pretended to be innocent.(確かに彼女は罪を犯していないふりをした)
Certainly は副詞です。
Certainly (確かに/副詞)は→[she pretended to be innocent]という文全体を修飾している、と考えられます。
こんな副詞もあります。
=========================
以上が副詞の基本的な説明でした。
副詞にはこれらの基本形とは別のものがあります。
これがまた複雑で理解が難しいかもそれません。
それについては、新しいシリーズで詳しく説明しようと思います。
今回のシリーズはここまでとします。
品詞で困ったらこのシリーズに戻ってきて、確認してくださいね。
今週の金曜日はいつもの文法学習。来週の月曜日は雑談を入れます。シリーズ物の続きは再来週の月曜日から始めます。