※1つ大事なお知らせです。私のサイト「本気で嫌いな英語を何とかする方法」はURLが変わりました。
新しいURLは
です。ブックマークの変更など、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
では前回の続きです。
(5) The people who would never point to a customer at a counter and remark to friend that the man is wearing a smart tie behave quite differently with famous faces.
この英文を見向きもしないタイプ→4が今回の主人公です。
この4タイプはほとんど場合、中学生から英語が嫌いです。
「こんな長ったらしい英文の意味など分かるわけがない」
と最初から決めてかかっています。というか、仮にどんなに頑張っても自力では絶対に正しい意味が取れません。
「授業で当てられる・宿題などで出される」といった状況でないと、意味を作ろうともしません。いえいえ、宿題であっても「自分では作らない」のが普通です。私が高校生のころなら、絶対作りませんね。友達の宿題を写させてもらって「はい、おしまい」でしょう。
今の時代だったら、翻訳サイトに行き「怒られない程度の訳例」を手に入れ、それを授業で発表するでしょう。
ここで皆様に質問です。4のタイプの人はなぜ「この英文の訳例を作ろうとしないのか」?
分かりますか?
英語が嫌いだから?
もちろんそうです。根本的には確かにそうです。
でもちょっと↓これを見てください。
(1) 3+5−4=
(2) 6×2÷3=
(3) 3/4+5/7=
(4) x^2+6x−7 を因数分解せよ
(5) (a−2b)^6 を展開したとき、a^2b^4 の係数を答えなさい。
ここを見ている方の中には、1から読み飛ばした人は絶対いるはずです。
1を読み飛ばしたのに、5をちゃんと読んだ人などいないはずです。
5を読み飛ばした人はなぜ5を読み飛ばしたのでしょうか?
「意味も分からないから、答えが分かるなんて、死んでもありえないから」
ではないでしょうか?
それと同じです!
こういった「英文を訳せ!」というものを嫌がる4のタイプの人は、
「意味も分からないから、訳が分かるなんて、死んでもありえないから」
だから読み飛ばしたのです。
根本的には「嫌いだから」読み飛ばしたのですが、その根底には「分からないから」という要素が絡んでいます。
「難しい問題」は数学にしろ、英語にしろ、
もしあなたに「分かりそうな感覚」があれば、あなたが読み飛ばさない確率は0ではないのです。
「分かりそうな感覚」が【ない】から、そこを読み飛ばすのです。
よろしいでしょうか?
明日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。