苦手なりの受験英語(アルク版)

辞書の使い方(7)

苦手な人向け:辞書に書いてあるもの(その6)

自動詞に続く前置詞

ここらへんに詳しい話が載っていますが、
自動詞の場合、後ろに前置詞をつけて、その後ろに目的語(正確には前置詞の目的語)をとるものは多いのです。

例えば succeed は通常は自動詞なので、
  succeed + 前置詞 + 名詞(前置詞の目的語)
という形で普通使います。

<succeed に続く前置詞>はなんでも良いわけではないです。succeed の場合は、 in か to に決まっています。

しかも、suceed の場合は、into で意味まで変わってしまうのです

succeed in  「~に成功する」

succeed to  「~の後を継ぐ」

になるのです。
辞書によってはこれらが「熟語」として載っているかもしれません。しかし大方の辞書には、熟語としてではなく、単語の意味の横に前置詞が書いてあるだけだったりします。

例えば、旺文社のサンライズ系の辞書なら

(1)(…に)成功する、うまくいく、合格する(⇔ fail)《in

(2) 後を継ぐ、(称号・財産・事業などを)相続[継承]する《to

といった形で「in」や「to」が書かれています。

でも、ここでちょっと、お立会い。succeed の場合、どうやら《in》や《to》を使うっぽいのは分かった。でもイマイチ<どう使われているか具体的に分からない>と思いませんか?でも実はその具体例まで辞書には載っています。その話は次回にしましょうか。今回はここまでです。

さてこのブログは2日に1回更新ですが、次は金曜日。金曜日はいつものように無料文法動画放送の日です。宜しくお願いいたします。(今回から不定詞の【形容詞用法の説明】が始まります)初参加・復活参加大歓迎ですよ! お待ちしています。m(_ _)m

この話題の続きは日曜日の更新です。

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