今日は雑談です。
最近私が考えている仮説について書きます。
(仮説)将来ボケやすい人は、失敗を忘れようとする人なのではないか?
私ははっきり言って失敗だらけの人生です。あーすりゃよかった。こうすりゃよかった。と後悔することが多いです。私は手痛い失敗ほどよく覚えています。私は「みんなもそうだろう」と思っていました。
ところがそうではない人がたくさんいることに気が付きました。「手痛い失敗ほど率先して忘れようしている人」…こういう人たちがたくさんいることに気が付きました。
例えば…
某お父さんと息子の話
お父さんはある時、家の玄関の鍵を無くしてしまいました。さんざん探してもどうしても見つかりません。そこで諦めて、高い金を払って玄関の鍵を新しく買い替えました。防犯上利用されることを防ぐためです。お父さんはもちろん合鍵を作り、家族に合鍵を配りました。家族はしぶしぶ鍵を変更しました。
その1週間後の話です。息子が用事で外出した時の話です。息子は外出して1分後に家に戻って来ました。財布にその合鍵を入れるのを忘れてしまったため取りに戻ったのです。そしたらそのときお父さんが居合わせて、息子にこう言いました。「なにやってんだ! もっとしっかりしろ!」
息子はこう言いました。「鍵をなくして鍵ごと変えることになったことと、鍵を忘れて取りに戻ることと、あんたはどっちがよりしっかりしていないと思うかね?」
お父さんは、つい最近鍵を無くして鍵ごと変えたことなど全く脳裏から消えてていたのです。自分の失敗を棚に上げ、他人の失敗を平気で責めるのです。
これは日常レベルの単純な例です。そうではなく世の中的にはもっと酷く手痛い失敗を平気で忘れてしまい、同じ間違いを繰り返す人たちが多くいるなあーと感じる今日このごろです。そうしたら、ふと「こういう人が将来ボケやすいのではないか?」と思うようになりました。
どうですかねーこの仮説…???
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以上です。金曜日は文法放送。来週から新しいシリーズを初めます。