苦手なりの受験英語(アルク版)

学校の成績の上げ方実践例(1)

新しいシリーズは「学校の成績の上げ方実践例」とします。

今回は私の生徒の1人、私の姪を特集します。

現在の姪の状況。

・某公立高校の高校2年生
・前回の中間試験は英語のテスト98点92点。98点のほうは学年で4位の成績。
・私が20分時間を上げるから解けと言った問題を、姪は早々と仕上げ続きの問題を解き始めた
担任の先生から「英語は得意だもんな」と言われる
・「夏休み中にシャーロック・ホームズの原書(英語版)を読みたい」と言い出し、既に原書を入手済。

姪は 少なくとも姪の高校ではかなりの英語成績優秀者です。ご覧のように現在英語では困っていない状況が見受けられると思います。

 皆様は、もしかしたら姪を「中学の頃からこんな感じだったのでは」と想像するかもしれません。皆様には「姪は中2当時から英語が興味があり、当時から英語の成績優秀者であった」ように見受けられるかもしれません。

 とんでもない


過去の姪

・中2当時、7月の学期末試験で英語10点
・アルファベットが満足に書けない。読めない。b を d にa を o にi と e に頻繁に間違う。10回(見ながら)書かせても、9回は間違う。例えば day を「ボーイ」と読む。 bag を dog と書き写す
・「don't doesn't didn't」を読ませると、「ドンド ドンド ドント」と答える。
・「were」を読ませると「ワズ」と言う。
・「don't」を教科書を見ながら「写させる」と、書いた文字は「bon't」や「dou't」。これじゃ点が取れるわけがない。
we を「ウィー」と読めるまで3ヶ月。それまでは「ミー」などと発音。
・this をザットと読む。that をディスと読む。ようやく this をディスと読めるようになった後にその意味を聞くと「それ」と答える。
・the を tha と書くし、day は dey と書く。(中3の2月まで)
・もちろん英語が好きなわけはない。

このような状況のため、私が中2の8月の終わりに借り出されたのです。私は英語ができない人を得意にさせるのが専門ですから。

今回は「この姪がどのように学校の成績が上がったのか? 何をどう学習したら学校の成績が上がったのか?」...これを紹介するシリーズにします。

 実はこれは既に私の twitter で3年前から紹介していました。膨大な量になります。先にこのログをご覧になりたい方は、全部の姪関係のtwitterのログをQ-Engにまとめましたので、こちらをどうぞ! 関連ログ(ツイート)を全て先に見れます。(←膨大ですが、大変面白いと思います。姪が如何に悲惨な状況だったのかが分かります。おそらく皆様の想像をはるかに超えていると思います。)

 今回は、このログを元に、「姪が何をどのようにやったら成績優秀者になったのか」を説明します。そして「成績不良者が普段の成績を上げるのは如何に難しいか」「どうやったら学校の成績は上がるのか」を考えていただければと思います。

 金曜日はいつもの文法放送。次回は来週の月曜日です。

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