苦手なりの受験英語(アルク版)

英語嫌いのホントのワケ(2)

さて、本格的に色々語り始めたいところですが、今日は、まだ軽い「ジャブ」です。もしかしたら「重いジャブ」かもしれませんが。

前回、私はこう書きました↓

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英語が好きな人は、「英語好きな人が想像できない部分」で英語が嫌いになります。
↓これを読んでください!

【分析】(得意な人は気づかない)英語がますます嫌いになるポイント

英語が好きな皆さん。↑での「英語が嫌いな人が嫌がる部分」を最初から見抜けましたか? 見抜けなかったはずです

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↑これを読んだ英語好きな皆さんの何名様からは、このような感想をいただきました。

「思わず笑ってしまいました(^^)♪」

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なぜ笑ったのでしょう?

確かに、「私の話に納得されたという部分があるからだ」とは思います。そうでなければ笑えないでしょう。それはそれで、私にとっては非常に嬉しく思います。(普通は、こういう嫌いな人の気持ちを、好きな人はまず納得してくれないからです

しかし、別の部分では悲しく思います。
英語が嫌いな人はけっして笑えないからです。

・「英語でしゃべらナイト」は現実に存在し、英語嫌いを苦しめている
 英語嫌いはとても苦しい

・「数学を解かナイト」は現実には存在しないので、数学嫌いを苦しめていない
 数学嫌いはちっとも苦しくない。

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「英語でしゃべらナイト」で苦しんでいる英語嫌い人間

「数学を解かナイト」の話で笑った方

どのように思うと思いますか?
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私には「高みの見物者」にしか思えません。
苦しんでいる人間(我々=英語嫌い人間)を、苦しんでいない人あざ笑っているような気がします。

「君たちには、英語でしゃべらナイトがあって可哀想だね〜。わ〜ははっは!(^▽^)
 私たちは「数学を解かナイト」がなくてホントよかった〜わ〜はははは!(^▽^)」

こんな感じに思えてとても不快です。
こっちは、とても深刻に「苦しんでいる」のに、それを分かっていない証拠、に思えるのです。
違いますか?

「苦しくない方々(英語好きな人)が苦しい人たち(英語嫌いな人たち)を笑っている
わけです。

私の「数学を解かナイト」の話で笑った方は「実際苦しくないから笑える」のです。
違いますか?

しかし、英語が嫌いな人は「現実に苦しいから決して笑えない」のです。

この結果、「さらに英語が嫌いな人は英語が嫌いになる」のです。
英語さえなければ、こんな苦しみは味わいませんから!

笑った人はその分英語嫌いを苦しめている自覚があるでしょうか?

実際に、「数学を解かナイト」ってNHKさん、作ってくれないですかね?そしたら、一部の人はこうあざ笑うでしょうね。

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「君たちには、数学を解かナイトがあって可哀想だね〜。わ〜ははっは!(^▽^)
 私たちは「英語でしゃべらナイト」がなくてホントよかった〜わ〜はははは!(^▽^)」

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こんな発言」をされたら「数学嫌い」は不快になると思います。

次から本格的に話を進めます。次回は木曜日です。

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