苦手なりの受験英語(アルク版)

What を克服せよ!(17)

今日は「What を克服せよ!」の最終回です。
総論と行きましょう。

私は、どうしても「英語が嫌いで苦手な人」の味方です。で、そうい人たちは必ず、
・関係代名詞の目的格でつまずきます。
・関係代名詞の目的格の省略はさらに絶対つまずきます。
そして

what でつまずくのです

what を「何?」という意味としか覚えていないのが原因です。
・What is this?
ぐらいの疑問文ならまだしも、
・She didn't believe what I said.
という「疑問文でない文」だったら、まずお手上げなのです。

書いてて、思い出しました。疑問文でも意味が取れなかった生徒のことを!

 What is war?

の意味が分からなかった高校3年生のことを!
これでお分かりでしょう。いかに what が英語が嫌いな人にとって難しいことが!

英語が嫌いで苦手な人」にとって、what は「果てしなく高い壁」なのです。
これをどれだけの英語の先生が理解しているでしょうか? とても疑問に思います

英語が嫌いで苦手な学習者は、逆に、what はとても注意して学ばなければなりません。
このページがその一助になれば、と切に願っています。
迷ったら、このページに戻ってじっくり、検討して、的確な意味を見つけ出してくださいね。
最初は上手く行かないかもしれません。むしろ上手く行くほうが普通ありえません。

「できないことができるようになること」はとても難しいのです。
それは、最初からできる人(=普通の英語の先生・英語が得意な学生)から見ると、「とても簡単に見える・なぜそこができないのかわからない」と部分なのです。

what が嫌いな人・苦手な人! 何回も間違えながら、がんばってできるようになりましょうね!

今回のシリーズは以上です。
次回は雑談を入れます。その後また新シリーズを開始します。来週の木曜日の更新です。
明日はいつもの文法放送です。

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