苦手なりの受験英語(アルク版)

勉強法。苦手な人へ・指導者へ(1)

 私はこのブログでは「英語が苦手な高校生受験生に役立つことしか書きたくない」と原則思ってる。しかし私は今までこのブログで「現役の指導者に対する見解」もついつい書いている。私は多くの英語指導者の見解や教え方不満があるようだ。だからついブログで、それらに意見してしまう傾向がある。教育関係者が私の意見を目にして、その結果、英語が苦手な生徒を囲む環境が少しでも良くなればと思っているからだとは思うのだが。

ここで、あることを思いついた

 「どうせなら、両方を「併記」できないか? そのほうが意見がはっきりする」
つまり

あること】に関して、
 「英語が苦手な生徒」には⇒「こう考えてみては?」という意見を書く
 「英語の先生」には⇒「私はこう考えるがどう思うか?」という意見を書く

という具合である。【あること】とは、もちろん、英語の学習に関することである。

例えば
辞書はどう使うべきか】に関して
 「英語が苦手な生徒」には⇒「とにかく引きまくるべきだ。その理由は...」という意見を書く
 「英語の先生」には⇒「辞書をなるべく引かさないという指導法があるときく。それは果たして「英語が苦手な人」に有効であろうか? 私は無効であるばかりでなく有害であると思う。なぜならば...」という意見を書く

と、こんな具合である。

今回のシリーズは、ある意味「ここ数年の集大成」になるかもしれない。長い連載になることが予想される。もしかしたら1年ぐらい続くかもしれない。興味のある方はどうか長くお付き合い願いたい。

今週の金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。

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