苦手なりの受験英語(アルク版)

受験英語 和訳例を作るべきか?(2)

和訳例を作るべきか

では始めましょう。
まずそもそも、ここで『1つの疑問が(湧くひとは)湧く』のです。

「和訳例を作らないってどういうこと?

という疑問です。
実は私はこのタイプ(この疑問が湧く人)でした。

最初、私は
和訳例を自力で作らなくて良いのだ最初から正しい和訳例を見れば良いのだ」という意味なのか、と思っていました。
今、ここを見てる人も同じふうに思う方がいらっしゃると思います。
実は、必ずしもこの意味を指さないのです。(指す場合もありますが)

このタイプは「『和訳例』というか『対応する日本語文』がないと安心できない・理解できないタイプ」です。

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実は「そうではないタイプの人」も大勢いるのです。日本語文の必要性を感じないタイプなのです。
このタイプの人」は概ね↓こんな感覚です。

単語とか、ある程度の単語の塊の意味だけ拾ろって行けばさー、大体の意味が分かるだろうに。それで良いではないか?」

このタイプは大体の意味がつかめれば良し!」とするタイプです。大体で問題がない・安心できる」というタイプです。

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実は、
前者英語が嫌いになる確率が高い
(高いだけである・好きになる人も大勢いる)

後者英語が好きになる確率が高い
(好きになるが、成績が高校で下がる人も大勢いる)
(英語が嫌いな人はあまりいない)

はずです。
実は、この違いが、今回のテーマ「和訳例を作るべきか」という問題に大きく関わってきます。
この違いの影響は無視できないのです。
この「違い」の話は、次々回か、それ以降でお話します。

次回は、日本の受験英語の歴史上での「和訳例」についてお話します。

明日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。

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