実践編の3回目に行きますね。
私は確かに偏差値30.5という致命的な「できなさ」から、68.5まで上げた人間です。その中で最も大変だった学習があります。
皆様、それは何だと思いますか?
【クイズ】
私が浪人時代、もっと苦労した英語学習の要素は何?
これを得意な人に聞いた場合、だいたい面白い返事が返ってきます。
得意な人:文法の勉強でしょ?
私は大爆笑しました。私は文法問題集を7回も復習しましたが、文法学習が1番楽でした。復習するたびに、英語力が上った気がしました。だから楽しくて楽しくて仕方がなかったです。
しかし、得意な人は「文法が嫌い」なんでしょうね。自分の嫌いな学習を「あなたも辛いだろう」と思い込むようです。
私が最も苦労した英語学習の要素は
『単語記憶』です。
・私はそもそもアルファベット恐怖症なのです。見ただけで不快感をもようすのです。でも覚えなきゃいけない。
・周りの友人は、私よりはるかに早いスピードで、ガシガシ英単語を覚えていきます。私が30分間四苦八苦して5個の英単語を覚えている間に、横にいる友人Aは100個ぐらい覚えてしまうのです。で、友人Aは悪気なくこう言うのですよ。
友人A「え? 集中すればそれぐらい『普通』できるでしょ? 勉強して無いだけだろ、お前は!」
こんな環境の中で、私は英単語を学習し続けなければならなかったのです。劣等感を感じまくりです。ますますアルファベット恐怖症になったものです。
・英単語記憶だけは、授業が無い。
文法にしろ、英文解釈にしろ、予備校には「授業」があります。だからちゃんと授業の予習・復習すれば自然と力が身に付いてしまうのです。
ところが、英単語だけは「英単語」なんて授業がありません。自分でどこかで英単語記憶を時間を作ってやらなければならない。でも、ほおって置けば、私は英単語を見ません。
「英単語を見たくない」という本能に逆らって、英単語を見続ける。そしてその意味を覚える。
こればかりは「わざわざ自分で時間を作ってやらなければならない」のです。
普通の英語嫌いは↑このように「単語学習」を最も嫌います。私も例外ではありません。
私の場合、自分の持っている単語帳の単語を全部記憶し終えたのは、「2浪目の1月」という超ギリギリでした。
これは本来であれば「遅すぎ」ます。ですが私の場合、奇跡的に大丈夫でした。
「単語学習だけは自分でノルマを作ってやらなければならない」
「そしてそれはとても大事であるし、最もやりにくい!」
英語が苦手な人は↑これを肝に銘じて欲しいです。
単語の学習の仕方はここなどを参照してください。
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明日はいつもの文法放送。
この続きは月曜日です。たぶん、このシリーズの最終回です。