ここまでをまとめます。
(1)<辞書><文法問題集><文法解説書><文法書(文法の辞書)>の4つを用意する。(4つが手元になかったら手に入れること。4つないままなんとかごまかそうとしないこと)
(2)やりたい単元(関係詞とか不定詞、とかそういったカテゴリー)を決めたら、<文法解説書>の中にあるその単元を最初に熟読すること。わからない文法用語にぶつかったら、<文法書(文法の辞書)>で意味を調べること。(間違っても適当な意味を自分で妄想しでっち上げないこと。こうすると「大事な基本的な知識」を間違って認識してしまう。「自分なりの定義」を【開発】しないこと。文法知識は「開発」するものではない。調べてそれを覚えるものだ。調べればきちんと書いてあるから)
(3)<文法解説書>のその単元を読み終わったら、やっと<文法問題集>取り掛かる。該当の単元の問題を全て解く。その際問題の答えはノートに書くこと。記号を書かずにアルファベットを書くこと。
(4)1問1問答えあわせをするのではなく「単元ごと」に答え合わせをすること。 その単元が解き終わるまでは、<その問題集についている解答と解説>はまだ読んではならない。逆にそれ以外なら<辞書><文法解説書><文法書(文法の辞書)>何を見てもいい。むしろ見るように。
(5)解く際は、「なぜそれが答えになるのか?」という自分なりの根拠を見つけて、その根拠に基づいた答えをノートに書くこと。くれぐれも「なんとなく」などという曖昧な理由で答えを出してはならない。
さてと、ここまでいかがですか?
めんどくさい!!!とお思いでしょうか?
そうですとも!めんどくさいですよ!こうやると普通、1単元をやるのに2~3時間ぐらいかかります。
逆に言えばですな、2~3時間かけていなければ、(私に言わせれば)文法を勉強しているとは言えないです。
もし 30分ぐらいで1つの単元を終えているとすれば、それは文法を学習している姿勢ではないと思います。「カンで解いている、答えを覚えている姿勢」の証拠です。
「カンで考えない」ために文法を学ぶのに、「カンで解いている」のだから、これがホンマの本末転倒!!これでは文法は身につきません。
でも実際はこの「本末転倒な勉強」ばかりをしている人が多いと思います。英語がもともと好きで得意な人でさえそうです。だから彼らは文法が苦手なのです。
さて「大変な文法の勉強」を各単元ごとにやるわけですが、おススメの「単元の順番」を書きます。
ただしこれは「英語が苦手な人用の順番」です。「得意な人用」では決してありません。
(自/他動詞)5文型、関係詞、不定詞、動名詞、分詞、
↑ここの下線の部分は確実にこの順番で。
続いて
接続詞、前置詞、受動態、助動詞、比較、仮定法、時制、話法、他
の順です。
・接続詞は割りと最初の方でやって欲しい。
・残りは「話法が時制の後」に来れば問題ない
こんな感じで1通り<文法問題集>の全単元を終わらせてください。
なお、本当の勉強はこれからです。w
続きは木曜日です。