前回で「節」とは何かを説明しました。
「主語と動詞(〜)」のある塊です。
それを踏まえて、今回は次の英文を見て下さい。
1 I know that he is ill.(私は彼が病気であることを知っている)
2 I know the boy who has blue eyes.(私は青い目を持っている少年を知っている)
3 I know the boy because I have met him before.(なぜなら私は彼に会ったことがあるので、私はその少年を知っている)
今回はこの3つの英文の節について考えます。
この3文はそれぞれ、「2つの節に分ける」ことができます。
確認しましょう。
1 I know that he is ill.
これは
・I know(私は〜を知っている) 主語…I 動詞…know
・that he is ill.(彼は病気である[こと]) 主語…he 動詞…is
の2つの節に分けられます。
2 I know the boy who has blue eyes.
これは
・I know the boy(私はその少年を知っている) 主語…I 動詞…know
・who has blue eyes.(…は青い目を持っている) 主語…who 動詞…has
の2つの節に分けられます。
3 I know the boy because I have met him before.
これは
・I know the boy (私はその少年を知っている) 主語…I 動詞…know
・because I have met him before.(なぜならば私は以前彼に会ったから) 主語…I 動詞…met
の2つの節に分けられます。
それぞれ「主語と動詞」があるでしょう? だから2つの節に分割できるわけです。
ここまで良いでしょうか?
実は
1 I know that he is ill.←この英文の場合
・I know
・that he is ill.(←この節を名詞節と呼ぶ)
2 I know the boy who has blue eyes.←この英文の場合
・I know the boy
・who has blue eyes.(←この節を形容詞節と呼ぶ)
3 I know the boy because I have met him before.←この英文の場合
・I know the boy
・because I have met him before.(←この節を副詞節と呼ぶ)
…となっています。なぜそうなるのか…これについては来週以降で説明します。
この続きは来週の月曜日です。金曜日に文法放送は有りますが、6月からはアルクからの告知はありません。
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