【第5段階】
辞書と戦う(覚悟付):「分からない単語は片っ端から辞書を引く」
やっとそれらしい「段階」の話になります。まだちょっと「手前」な感じですが(^^;
英語が苦手な人が「やりたくない作業のうちの1つ」をどうしてもやってもらわなければなりません。それは「辞書を片っ端から引く」という作業です。
得意な人や下手をすると英語の先生から「辞書はできるだけ引くな」と言われることがありますが、とんでもない話です。英語が嫌いで苦手な人が辞書を引きまくらずに得意になった例は1例もありません。これに関しては、このへんのシリーズに詳しいです。
これは私が井川師匠に最初に教わったことです。「分からない単語は片っ端から辞書を引け! 少しでも意味の曖昧な単語は必ず引け!」と教わりました。
英語の苦手な人ほど実は辞書を引きたがりません。「そんなめんどくさいこと誰がするか!」と思うものです。
でも私は「井川師匠がそう言うなら、それが正しいのだろう」と思いました。そこで覚悟を決めて辞書を引きまくることにしました。確かに時間は山のように掛かりました。ですが引きまくることで「分からない」という部分が格段に減ったのです。これが、今までにない感覚でした。
ただし、格段に減っても、500個ある間違いが、370に減ったぐらいですけどね。それでも今までになく、「分かる」という感覚があって、嬉しかったものです。
だからまずは、辞書を引くのをためらわないようになりましょう。
金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。