まず、コミケに出店の報告です。
おかげさまで、皆様に「マンガで覚える英文法 総集編DVD」を買っていただきました。ありがとうございました。。。m(_ _)m
では、今回は説明の途中なので、説明に参ります。
以下ここまでの確認事項です。
・「to」には魔力がある。この魔力により 「to+動詞の原形〜」という【塊】を作ることができる。
・前回は「to+動詞の原形〜」という【塊】が『主語』の役割を果たした。
<前々回>
【To speak English well】 is difficult.
↓
【To speak English well】が動詞 is の『主語』。
↓
【To speak English well】は難しい
↓
【英語を上手に話すこと】は難しい
となっている。to 不定詞の【塊】が is 『主語』の役割を果たしている。
<前回>
I want 【to speak English well】.
↓
【to speak English well】が他動詞 want の『目的語』。
↓
私は【to speak English well】が欲しい
↓
私は【英語を上手に話すこと】が欲しい
↓
私は英語を上手に話したい
となっている。これは to 不定詞の【塊】が want の『目的語』の役割を果たしている。
ここまでご確認ください。
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では、今回は↓この文です。
His desire is to speak English well.
これも、「to speak」と、「to +動詞の原形」がありますね。やっぱり「to」の魔力が発揮されます。【to speak English well】という【塊】で考えなければなりません。
↓こうなるわけです。
His desire is 【to speak English well】.
では、今回の「to 不定詞」の【塊】=【to speak English well】は何?
・「主語」ではないですね。「主語」は「His desire (彼の野望)」ですから。
・では「目的語」でしょうか? 今回は「目的語」ではありません。それは動詞が「is」だからです。is は「自動詞」。目的語が初めから後ろに取れません。(自動詞についてはこちら)
is の後ろですから、実は今回の「to 不定詞の塊」は、『補語』の役割を果たしています。(補語についてはこちらの後半)
His desire =【to speak English well】.
S C
という構造になっています。
なので
His desire =【to speak English well】.
↓
彼の野望 =【to speak English well】.
↓
「彼の野望 は【to speak English well】である」
ということになり、さらに、
↓
「彼の野望 は【英語を上手に話すこと】である」
となります。何度も書きますが、今回の「to 不定詞の塊」は、is の『補語』の役割を果たしていることを抑えてください。そして
今回もやっぱり「こと」という訳例が付きました。←ここもをよく覚えておいてください。
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前々回、前回、今回の説明までで1回まとめます。
(1)to 不定詞の【塊】は、『主語』や『目的語』や『補語』の役割を果たすことがある。
(2)「『主語』『目的語』『補語」の役割を果たしている to 不定詞の訳例」には必ず「こと」が使われる(少なくとも直訳では)。
↑この2つをよ〜く覚えて欲しいと思います。よろしいでしょうか?
この続きは木曜日です。