英語が好きな人と嫌いな人の違い
世の中には(私には信じられないことですが)英語がたまたま好きな人がいます。英語の勉強が好きで好きでたまらない人がいます。
このページでは彼、彼女等が普段どのようなことを考え、行動しているのかを紹介します。それにより、英語の好きな人はどんどん英語の成績が上がり、嫌いな人はどんどん下がるカラクリをお見せ致します。
英語が好きな人
英語が嫌いな人
なぜ好きまたは嫌いになったのか
たまたま親兄弟友達等に英語ができる人がいた。
洋楽が好きだった。
最初に英語の学習時、そばにいた友達よりも早く楽に、沢山英単語を覚えられた。
生来は語学的才能に恵まれていなかった。
隣人に英語ができる人がいなかった。
最初の英語の学習時、英単語を覚えるのに、友達と同じ量の労力を費やして、0点に近い点数を取った。
”英語”と聞いただけで・・・
心ウキウキ!体ワクワク!
何かおいしいもの好きなだけ食べているような、幸福の絶頂を感じる。
英語に一生囲まれていたい、と感じる。
心ドロドロ、体デロデロ。
何か嫌いな食べ物だけを無理やり山盛り食わされているような、不快、地獄の絶頂を感じる。
英語に一生関わりたくない、と心底願う。
英語の先生は
魅力的。話の分かる立派な人間。聖人君子。
嫌悪、憎悪の対象。人間ではなく鬼、悪魔の仲間。
発音の綺麗な英語の先生は
最高に魅力的。聞いているだけで、英語力がアップした感じがする。
腹が立つことこの上ない。”何かっこつけてやがるんだ。”と思う。”発音より、俺でも内容が分かるような説明を授業でしてくれ”と思う。
街中で英文のチラシ、看板、などを見かけると
無意識に目の焦点がそこへ向かう。無意識にそれを訳そうとする(その中にたとえ2、3わからない単語があったとしても)。無意識にそれの名訳を考える。無意識にその全文を記憶する。家に帰ると、辞書を引き単語の類推があっているか確認する。もちろんその上で全訳があっているかどうか確かめる。・・・以上の行程は高校生なら誰でもやっていることだ、と思っている。 参考
無意識に目を逸らす。そんなところに、英文があったことすら気づかない。  参考
楽しげな洋楽を聞くと
気分ノリノリ。英語の嫌いな人も、これを聴けば気分もウキウキになって、英語の勉強する気になるはずなのに、とか思う。
メロディーは良いかもしれない。しかし良いのはメロディだけ。もちろん訳す気など全然全く微塵も起きない。これを聴いて楽しく英語の勉強をしよう、などと言われると最上級に腹が立つ。だって少しも楽しくないから。苦しいだけなのに”楽しいはずだ”とか言われると超ムカツク。
英文解釈(英文を読むこと)は
大好き。ガンガン読んじゃう。覚えちゃう。
大嫌い。見るのも嫌!頼むから、俺の視界からアルファベットの羅列を消してくれ!
ピリオドまでがやたら長ーい英文を見ると
”これは私に与えられた挑戦だわ”と思い、燃えて名訳を作る。
はなっから”私には絶対訳せない文だ”と思い、訳をあきらめる。
英文法は
意外と嫌い。解説の内容は意外と分かっていない。ただ文法問題集を解くと、カンで正解が出せる。
もちろん嫌い。解説の内容はもちろんわからない。何言ってんだかさっぱり意味不明。しょうがないので問題をカンで解くのだが、当然間違える。
英単語や英熟語の覚え方は
必ず例文で覚える。そうしなきゃ覚えにくいし、使いにくい、と思っている。
”例文で覚えろ”と言われると腹が立つ。1単語を覚えるのに何で余計な単語まで一緒に覚えなければならんのだ?この方法だけはやりたくないしやらない。
かといって他に有効な手があるわけではない。結局いつも苦しんだ上、覚えきれない。
英語が嫌いで苦手な人を見ると
何でできないの?普通にやってりゃできるじゃん。勉強が足りん足りん、と思う。
お互い苦しいよね、結構がんばっているのにね。英語を見るのも嫌なのに、英語とにらめっこしてるのにね、とお互いを慰め合う。
英語が好きで得意な人を見ると
(適当な英文を見つけて)この英文の名訳を一緒に考えよう、とか言ってお互いに切磋琢磨する。
おまえらの頭の中はいったいどうなっているの?
くそーうらやましい!と思う。
英語が嫌いで苦手な人にいいアドバイスを!
英語を好きになりましょう!
そうすれば楽ですよ!
←なんだとお!嫌いなものをどうやって好きになれって言うんだ!?
簡単に言いやがって!無茶言うな!
てめえは英語が最初嫌いで、その後努力して好きになったのか?違うだろ!最初っから好きだったんだろうが!
英語が好きで得意な人にひとこと。
おまえの能力の半分で良いから、俺に分けてくれえ~!!!(切実な願い)
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